現役司会者さんに聞いた!花嫁の手紙で流す曲選びポイントとは?
披露宴のクライマックスシーン。ほとんどの方が行う演出といえば、新婦からご両親への感謝の手紙。<花嫁の手紙>です。
ゲストみんなも静かに注目、聞いて涙する人も・・・
そんな演出をさらに感動させるために大切なのがBGMとして流す曲。どんな曲がいいのか選ぶときのポイントを現役で司会をされている山形さんにお伺いしました。
多く選ばれているのはオルゴール曲
お手紙を読む時には新郎にマイクをもってもらいます。音響スタッフが音を上げてはくれますが、やはり自分の声が一番届く場所にマイクを維持するのは難しいです。
そこで、BGMに新婦の声がかきけされないように、オルゴールタイプを選ばれる人が多いです。綺麗な音色ばっくに読む手紙は会場全体が優しい空間に包まれます。
オルゴールバージョンにもたくさんのアレンジがあるのでどの曲のどのアレンジかをしっかり伝えるのをお忘れなく。
女性アーティストの曲を選ぶ良さ
やはり男性と女性の声質は違います。新婦の手紙に、男性の声が入ると伝えたい事が伝わりにくい部分もあるかも。自分の想いを伝える大切なお手紙なので、歌詞有の曲にされる場合は特に、女性アーティストの曲を選ぶ事がオススメです。
まだまだ人気の曲といえば<キロロの未来へ>オルゴールバージョンも歌詞有バージョンもどちらも人気です。
こだわりは伝えても大丈夫!
歌詞入りの曲を選んだ場合のポイントです。例えば曲の冒頭で『お父さん お母さん今日まで私を育てくれて~』など、入っている場合は、歌詞を聞いてもらってから手紙を読み始める事もできます。
プランナーさんや音響さんに、この歌詞の時は曲を大きめにしてほしい!とか、司会者のコメントを歌詞が流れた後にしてほしい!とか、伝えてもOKです!
明るい曲を選ぶのも◎
お手紙はしんみりするから嫌。笑顔でおひらきを迎えたい!と言われる人もいます。
そんな時は元気にお手紙を伝える事もいいと思います。明るい曲を選び、大きな声でありがとうと、これから頑張るよ!って気持ちを伝えるお手紙も素敵だと思います。
お手紙が長くなりそうな時は2曲用意?
今までの思い出を書き綴ると、長くなる時もあります。お父さんへの時はお父さんの好きな曲。お母さんの時にはお母さんの好きな曲を。と、思う人もいるかもしれませんが、曲が変わる事はオススメしません。ゲストが『ん?曲が変わった?』と手紙以外が気になるので、長くなる場合はリピートする事をオススメします。
花嫁の手紙で流す曲はご自身の好きな曲でもステキだと思いますが、やはりどちらかといえば、その演出シーンにあった曲を選択される方が多いようです。
披露宴で流す曲は色々な場面ごとにたくさん選ばないといけないので、好きだから流す、シーンに合うから流す、としっかり区分けして考えるのがベストかもしれませんね。
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広島市内を中心に約700組のブライダル司会を担当。
新郎新婦に安心感を持ってもらい、お2人もゲストの皆様も笑顔の大切な時間となるように、マイクを握っている。