手作りするなら気をつけて!絶対間違えてはいけない招待状・席次表のポイントまとめ
招待状や席次表といった結婚式の必需品ペーパーアイテム。節約のため、自分らしさをだすため、色々な理由で手作りをする方が多いアイテムです。
ペーパーアイテムぐらい簡単につくれちゃう・・・そんな風に思っているなら気をつけて!いざ作るとなると色々と注意しなければならないことがあります。
結婚式というフォーマルなイベントだから、正しい内容でペーパーアイテムを作るべく間違えてはいけないポイントをまとめてみました。
間違えてはいけないペーパーアイテムのこと~招待状編~
招待状とはお二人の結婚式を知らせる重要なカード。
この招待状によってゲストはスケジュールをあけ、段取りしていくので異なったことを記載するのはもってのほかで、さらには惑わすような記述もあってはいけません。
22日は土曜日なのに、日曜日と記載があったら、○○ちゃんの結婚式は6月の日曜日なのね~っと曜日で覚えてしまい、ギリギリまで気づかないなんてことも。
また時間についても、最近は挙式からゲスト全員参加できる式場が増えていますが、親族じゃないから披露宴からの参加でいいはず!なんて思っている方もいるかもしれません。
受け付けは○時~とか、挙式の○分前に来てくださいなどしっかり記載しておくようにしましょう。
初めて結婚式をするから・・・知らない人が多いのが<句読点>や<使ってはいかない漢字>ついて。
句読点は文章を切るのにつかうため、縁と切るという意味合いにつながり、結婚式では使用しません。
また漢字についても、例えば<お忙しいことと>という文字は心を亡くすという意味なのでひらがなにするか、ご多用中に変える対応をします。
その他、結婚式当日のダンドリをするためゲストへの連絡・確認事項を招待状に記載するケースがあります。
例えば、
- バスを出すけど利用しますか?
- 宿泊はこちらが手配しましょうか?
- 着付けはこちらの式場でしますか?
- アレルギーのある食材、食べられない食材がありますか?
などなど、招待状の中に記載し、返信ハガキに回答を記載してほしいのはわかりますが、上記のようなことをあれこれ書いてしまうの逆にわかりにくくなるので招待状で聞くことは最低限にして、個別に連絡し伺っていく方をお勧めします。
招待状を見る
特に間違えてはいけない!~席次表編~
席次表とはゲストに座る位置を知らせる冊子(表)のこと。ゲストはそれを見て座る位置を確認します。また肩書きなどを確認しながらゲスト同士交流したり、ご両親はビールを注ぐ順番を確認したり結婚式では何かと必要なツールです。手作り席次表キットセット
席次表を作成するときにまず気をつけたいのが席を配置する、レイアウトのこと。真ん中を高砂にし、そこから左右のバランスや余白のバランスを均等になるようにゲストの席を作っていきます。
ここで注意なのが、ゲストの名前が折り線にかからないよう注意しながら配置すること。折り目で名前が分断されてしまうことは失礼と思われる場合もあります。
人数が多くそのようなレイアウトが難しい場合もありますが、一応マナーとして知っておき、余白を増やしたり減らしたりしながら、できるだけ対応するようにしましょう。
次に注意しないといけないのが、名前の間違い、肩書きの間違いです。人の名前は思い込みで入力してしまいがちなので一字一句返信ハガキに記載してある名前を打ち込み、チェックしましょう。
結婚式の場では普段使っている簡略化された漢字ではなく、戸籍に記載されている漢字を記載することがよろしいとされています。下記のような漢字が名前にある方は、どっちだろう・・・と最初から意識しながら正しい漢字を席次表に入力するようにしましょう。
- 高→髙
- 崎→﨑・嵜
- 辺→邊・邉
- 斉→斎・齊・
- 寿→壽
- 恵→惠
- 清→淸
最後に、肩書きについてですが、新郎側ゲストには株式会社とし新婦側には(株)省略するなどバランスが異なることをしてはいけません。行が増えたとしてもできるだけ正式な会社名・正式な肩書きをきちんといれましょう。
席次表は名前や肩書きなど入力箇所も多く、また裏面にプロフィールやメニューなど載せる場合はなおさら、多くの箇所で文字校正が必要なアイテムです。
入力した後は、パソコン上の画面ではなくプリントアウトして文字チェックするのがオススメですし、一人でばかり行わずに必ずパートナーや両親、プランナーさんなど第三者にもチェックしてもらうようにしましょう。
細かい作業や校正などが苦手な方は席次表は手作り諦めてプロに任せてしまうのも一つの賢い選択です。
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招待状や席次表といったペーパーアイテムは見た目の可愛さや安く抑えることに注目しがちですが、一番大切なのはその中身。上司や親族が参加する結婚式でマナー違反があったらとっても恥ずかしいですよね。簡単にできると思われがちですが、ぜひ心して作成をはじめてくださいね。