ハッピーな笑顔でお礼の気持ちを伝えよう♡結婚報告ハガキのアレコレ
結婚式を終えたら「私たち結婚しました」という報告もきちんと行いたいもの。
一般的にはなるべく早めに結婚報告ハガキを出します。「なぜ出すの?」「いつ?」「誰に出すの?」など、結婚報告にまつわるアレコレにこたえます。
なぜ出すの?
結婚報告ハガキは、単に結婚を報告するだけでなく、これからのお付き合いも続けていただくお願いをする意味もあります。
お二人がこれまでお世話になった方々の顔を思い浮かべてみて。たくさんいらっしゃるはずです。
結婚式に全員をご招待できればいいのですが、遠方だったり、会場や予算の制限があったりでそうもいきませんよね。皆さんへのお礼、ご挨拶、そして新しい名字や住所のお知らせとして結婚報告ハガキを出します。
誰に出す?
「結婚式・披露宴にご招待した方に報告は必要ないのでは?」と思ってしまいがちですが、ゲストにも改めてお礼を伝えるものとして結婚報告ハガキを出します。
事情があって参列できなかった方にはご挨拶として、ご招待はできなかったけどお祝いをくださった方々にはお礼として結婚報告ハガキを送ります。
お二人の結婚を喜んでくださっている親戚や友人、会社の方々に向けて、結婚式の出欠にかかわらず全員に出しましょう。
出すタイミングは?
ウエディングに限らず、お礼の手紙は送る時期を逃がさない、できるだけ早くすることが大切。
結婚報告ハガキを出すタイミングは、結婚式から1~2カ月のうちといわれています。ですが、忙しくてタイミングを逃してしまった、写真の仕上がりに時間がかかってしまって遅くなってしまったという場合でも大丈夫。
年賀状や暑中見舞いなどを利用すると、さりげなく伝えることができます。大切なのは、お礼の気持ちを伝えることです。
どんなハガキにすればいい?
お二人の幸せな姿を一目で伝えることができる、写真入りデザインがおすすめ。
結婚式に来てくださったゲストには、相手の写真を使うとお礼の思いをより強く伝えられます。結婚式に参列できなかった、ご招待できなかった方には、ぜひお二人の晴れ姿をしっかり見せてあげましょう。楽しみにされているはずですよ。
プロカメラマンが撮影した写真を使うなら、仕上時期を事前に確認しておくと安心です。
どんなデザインがいい?
デザインは“カジュアル”と“フォーマル”の2パターンあると便利です。友人や同僚には楽しくカジュアルなデザインで、親戚や上司には真面目なデザインで送ります。
受ける相手によってデザインをかえる丁寧さが、お二人の誠実さを伝えてくれるはず。
文面は、「私たち結婚いたしました 今後ともよろしくお願い申し上げます」から始まり、結婚生活への希望や決意、今後のお付き合いを願う言葉を述べます。
専門店ならマナーを踏まえた文例を提案してくれます。
結婚報告ハガキのデザインをもっと見る
手書きメッセージを添えて
プリント文字だけでは味気ないので、一文でもよいので手書きのメッセージを添えると好印象です。
参列いただいたお礼、受付やスピーチ、二次会の設定などに協力していただいたお礼、お祝い品についての感想、現金であればそれで購入したものや購入したいものについて書き、感謝の気持ちを具体的に伝えるとよいでしょう。
そして署名は必ず2人の連名で。
式を挙げないお二人も
ウエディングスタイルが多様化して、記念撮影だけで祝うフォトウエディングなど結婚式を挙げないお二人も増えています。
そんなお二人は「入籍報告ハガキ」を出すのがおすすめです。お二人の晴れ姿を伝えることができますし、その写真がなくてもお二人の普段の写真でも幸せな様子が伝わる写真であれば受け取った方も喜ばれるはずです。
新しいお名前、住所をお知らせするよいチャンスになります。
ハガキを送るほどではないけど…
年に1回、年賀状を送るくらいのお付き合いの方の場合は、年賀状や暑中見舞いといった季節のご挨拶を利用して結婚・入籍報告ハガキを出します。
写真のあるなしは、相手との関係の深さを考えて調整するのがベター。写真を使わなくても、イラストやイメージフォトを使ってオシャレに仕上げることもできます。
そのあたりは、幾通りものウエディングをサポートしてきたウエディング専門店のプロに相談してみましょう。
ステキなハガキが届くと、受け取った方も幸せな気分になってくださいます。お二人のこだわりも伝わりますよ。
お二人の結婚式の雰囲気、お二人のお人柄が感じられるように、デザインや文例をじっくり検討してみてください。
受け取った方が飾りたくなる、連絡したくなる、そんな一枚を送りたいですね。
この記事を書いた人:梶津 利江
整理収納アドバイザー1級/整理収納教育士/親・子の片づけインストラクター2級
「モノと頭の中を整理して心をスッキリ!」をモットーに、片付けのアドバイスやコラム執筆、講演などを行っています。